本日のテーマ:名刺の制作
本日のポイント:名刺は「覚えてもらうもの」。覚えてもらう為「読みやすい」作品へ。
- ピクトグラムの「特徴を掴む」、ロゴの「目的の表現」、アクセスマップの「私」「あなた」「誰か」の主語を意識
- デザインの基本3つ「レイアウト」「文字」「配色」を意識
- 「レイアウト」91x55mmの中で、面積比率を意識し、見せたい順番を 作ってレイアウト
- 最初、「フォントは癖の無いもの」「色は黒」でイメージに引っ張られないように気を付ける
文字や文章の「読みやすさ」:可読性、視認性、判読性という3つの要素
- 可読性:文章が読みやすいか
- 視認性:見た瞬間の認識しやすさ。遠くからでもしっかりと字が認識できること。
- 判読性:意味が伝わるかどうか(=誤読・誤解をさせないかどうか)
本日の基本操作
- トリムマーク
- パスのオフセット
- 配置
- Adobe Fonts(Typekit)
名刺制作で使える基本操作
- 線パネル
- アピアランスパネル
- スタイライズ
- クリッピングマスク
- アウトライン
- アピアランスの分割
ユニバーサルデザインの理解
参考サイト;東京都カラーユニバーサルデザインガイドライン
- 白黒で印刷してみるとわかりやすい
- イラレの校正設定で確認できる
フォント
ゴシック体は線の強弱がないため、読む文章に使用する際、可読性の点では明朝体に劣る。
しかし、パソコンやスマホの画面では解像度が低いため、明朝体は線がかすれて読みにくくなって
しまいがち。
名刺作成
「名刺」は、名前や住所、連絡先などを印刷したクレジットカードほどの大きさの紙(主に91×55mm)です。名刺の主な役割は「自己紹介ツール」であり、 初対面の相手に自分の名前や連絡先、所属などのプロフィール情報を伝えます。
名刺デザインは、「レイアウトデザイン」「文字デザイン」「配色デザイン」の全てを意識し て制作しましょう。まずは、「レイアウト」91x55mmの中で、面積比率を意識しながら、見せたい順番を 作ってレイアウトしましょう。
名刺作成の参考サイト
本日の基本操作
- トリムマーク
- パスのオフセット
- 配置
- Adobe Fonts(Typekit)
トリムマーク
トリムマーク(トンボ)とは トリムマークとは、印刷時や、断裁位置を明確にするために必要不可欠な「しるし」のことです。 … 内トンボは仕上がり線を示しており、内トンボから外トンボの間は裁ち落としのための”塗り足し”部分を示しています。
参考サイト
- Illustrator CS5・CS6・CCでトンボ(トリムマーク)を作成する方法
- Illustrator初期設定(サイズとトリムマーク”トンボ”設定方法)|Illustrator入稿 …
- Illustratorのトンボ(トリムマーク)の設定
パスのオフセット
「オフセット」という言葉にあまり馴染みはないでしょう。しかし、この機能を覚えておくと、イラレの使い方の幅が広がる可能性があります。
参考サイト
配置
Illustratorの画像配置 リンク画像と埋め込み画像の違いと正しい使い方. Illustratorに画像を配置する場合、「リンク配置」と「埋め込み」配置の、二つの方法があります。
参考サイト
- 画像(埋め込み画像とリンク画像)の配置方法
- 配置画像(リンク画像)設定:Illustrator
- ベテランほど知らずに損してるIllustratorの新常識(7)埋め込み?リンク?ビットマップ画像の配置と、配置した画像の二次利用
Adobe Fonts (Typekit )
Adobe Creative Cloudユーザーが利用できるサービスの一つです。
Webフォントとしてはもちろん、PC上のデスクトップフォントとしても使用可能です。
(Photoshopやllustratorはもちろん、Microsoft OfficeなどAdobe以外のソフトにも対応しています。)
参考サイト
- Adobeフォントライブラリ「Typekit」を使用してみる
- [Creative Cloud 入門] Adobe Fonts の使い方
- Tシャツのデザインにおすすめ 日本語フォント6種 – 明朝体編 | Tplantブログ
名刺制作で使える基本操作
- 線パネル
- アピアランスパネル
- スタイライズ
- クリッピングマスク
- アウトライン
- アピアランスの分割
文字デザインのポイントとして
文字や文章の「読みやすさ」は、可読性、視認性、判読性という3つの要素から成ります。「可読性」とは文章が読みやすいか、「視認性」とはパッと見た瞬間の認識しやすさ、「判読性」とは誤読がないか、という指標です。書体(≒フォント)の種類や文字のサイズを変えたり、行間や字間を調節することで、これらの要素を高めることができます。ただし、どの要素を優先させるかは資料の目的や状況によって変わります。プレゼンのPowerPointsスライドなどでは視認性と判読性を、申請書などのWord文書などでは可読性を重視します。
参考サイト
レイアウトデザインのポイントとして(復習)
作成した作品を改めてみた時、「 配置した内容のグループ化 」「縦横の整列」「表現のルール化」「表現の差別化」「余白」を改めて見てみましょう。
見やすいレイアウト、わかりやすいレイアウトを作るときの重要なポイントは、ただ闇雲に文字や絵を配置するのではなく、発表者の頭の中にある「ロジック」や「事柄と事柄の関係性」に即して文字や絵を配置することです。関係性の強いもの同士は、近くに配置したり、同じ色を使ったり、線で結んだり、大切な事項を目立つ色にしたり、目立つ場所においたり、という簡単なことです。「理論やストーリーをレイアウトする」ことが大切であるということを忘れないでください。
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