学科 ユーザーインターフェイス基礎④【オンライン】2024/9/28

本日のテーマ:名刺の制作

本日のポイント:名刺は「覚えてもらうもの」。覚えてもらう為「読みやすい」作品へ。

  • ピクトグラムの「特徴を掴む」、ロゴの「目的の表現」、アクセスマップの「私」「あなた」「誰か」の主語を意識
  • デザインの基本3つ「レイアウト」「文字」「配色」を意識
  • 「レイアウト」91x55mmの中で、面積比率を意識し、見せたい順番を 作ってレイアウト
  • 最初、「フォントは癖の無いもの」「色は黒」でイメージに引っ張られないように気を付ける

文字や文章の「読みやすさ」:可読性、視認性、判読性という3つの要素

  • 可読性:文章が読みやすいか 
  • 視認性:見た瞬間の認識しやすさ。遠くからでもしっかりと字が認識できること。
  • 判読性:意味が伝わるかどうか(=誤読・誤解をさせないかどうか)

本日の基本操作

  • トリムマーク
  • パスのオフセット
  • 配置
  • Adobe Fonts(Typekit)

名刺制作で使える基本操作

  • 線パネル
  • アピアランスパネル
  • スタイライズ
  • クリッピングマスク
  • アウトライン
  • アピアランスの分割

ユニバーサルデザインの理解

参考サイト;東京都カラーユニバーサルデザインガイドライン

  • 白黒で印刷してみるとわかりやすい
  • イラレの校正設定で確認できる

フォント

ゴシック体は線の強弱がないため、読む文章に使用する際、可読性の点では明朝体に劣る。
しかし、パソコンやスマホの画面では解像度が低いため、明朝体は線がかすれて読みにくくなって
しまいがち。

名刺作成

「名刺」は、名前や住所、連絡先などを印刷したクレジットカードほどの大きさの紙(主に91×55mm)です。名刺の主な役割は「自己紹介ツール」であり、 初対面の相手に自分の名前や連絡先、所属などのプロフィール情報を伝えます。
名刺デザインは、「レイアウトデザイン」「文字デザイン」「配色デザイン」の全てを意識し て制作しましょう。まずは、「レイアウト」91x55mmの中で、面積比率を意識しながら、見せたい順番を 作ってレイアウトしましょう。

名刺作成の参考サイト

本日の基本操作

  • トリムマーク
  • パスのオフセット
  • 配置
  • Adobe Fonts(Typekit)

トリムマーク

トリムマークトンボ)とは トリムマークとは、印刷時や、断裁位置を明確にするために必要不可欠な「しるし」のことです。 … 内トンボは仕上がり線を示しており、内トンボから外トンボの間は裁ち落としのための”塗り足し”部分を示しています。

参考サイト

パスのオフセット

「オフセット」という言葉にあまり馴染みはないでしょう。しかし、この機能を覚えておくと、イラレの使い方の幅が広がる可能性があります。 

参考サイト

配置

Illustratorの画像配置 リンク画像と埋め込み画像の違いと正しい使い方. Illustratorに画像を配置する場合、「リンク配置」と「埋め込み」配置の、二つの方法があります。

参考サイト

Adobe Fonts (Typekit )

Adobe Creative Cloudユーザーが利用できるサービスの一つです。
Webフォントとしてはもちろん、PC上のデスクトップフォントとしても使用可能です。
(Photoshopやllustratorはもちろん、Microsoft OfficeなどAdobe以外のソフトにも対応しています。)

参考サイト

名刺制作で使える基本操作

  • 線パネル
  • アピアランスパネル
  • スタイライズ
  • クリッピングマスク
  • アウトライン
  • アピアランスの分割

文字デザインのポイントとして

文字や文章の「読みやすさ」は、可読性、視認性、判読性という3つの要素から成ります。「可読性」とは文章が読みやすいか、「視認性」とはパッと見た瞬間の認識しやすさ、「判読性」とは誤読がないか、という指標です。書体(≒フォント)の種類や文字のサイズを変えたり、行間や字間を調節することで、これらの要素を高めることができます。ただし、どの要素を優先させるかは資料の目的や状況によって変わります。プレゼンのPowerPointsスライドなどでは視認性と判読性を、申請書などのWord文書などでは可読性を重視します。

参考サイト

レイアウトデザインのポイントとして(復習)

作成した作品を改めてみた時、「 配置した内容のグループ化 」「縦横の整列」「表現のルール化」「表現の差別化」「余白」を改めて見てみましょう。

見やすいレイアウト、わかりやすいレイアウトを作るときの重要なポイントは、ただ闇雲に文字や絵を配置するのではなく、発表者の頭の中にある「ロジック」や「事柄と事柄の関係性」に即して文字や絵を配置することです。関係性の強いもの同士は、近くに配置したり、同じ色を使ったり、線で結んだり、大切な事項を目立つ色にしたり、目立つ場所においたり、という簡単なことです。「理論やストーリーをレイアウトする」ことが大切であるということを忘れないでください。

参考サイト

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